BTS IN THE SOOPの調理シーンを集めてみたらやっぱりお手伝い妖精がいた

少年団が森の中でスローライフを送る様子を収録した映像、BTS IN THE SOOP。

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7人だけの生活を送るなかで、必須となってくるのが食事のシーン。食事をするには調理がある。少年団はどんな食事を摂るんだろう…ということよりも、私は誰がどんな役割を果たすのかに興味が湧きました。料理上手なメンバーに負担がかかっているのか、調理に関わっていない人はどういう動きをしているのか。

 

ということで、全日程の食事の準備・片付けシーンをメンバーごとにまとめました。

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調理・片付けに関わった部分に色をつけてみました。

主に火を使う調理がオレンジ、火を使わない簡単な調理がピンク、調理している人をサポートしている(お手伝い)のが緑、お魚捌きが灰色、洗い物が水色です。
映像に無い片付けのシーンは記載していません。

 

ぱっと見た感じはやはり、料理が得意なJINさんSUGAさんにオレンジが多く見られます。お兄ちゃんズが弟たちに食べさせるみたいな構図めちゃくちゃいいですよね…。これも韓国特有の年功序列が関係してるのかな?それとも単に料理にこだわりがある二人ってだけ?

そして、もうすでに明らかになっているお手伝い妖精の存在。J-HOPEさん・・・・・・。お手伝いしてない日はないと言っても過言ではありません。
と、いうのは後に述べるとして、先に表を横に見ていった感想から書いてみます。

 

少年団の皆さん、チームプレーが半端ない。誰かが調理をすれば、していない人が片付けをする。当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、自然にそれをやっている姿が印象的でした。そして調理してくれた人にも片付けをしている人にも「ありがとう」「お疲れさま」と声を掛け合う姿も見られます。長年同じ家で暮らしてきた7人なんだな…というのが垣間見える役割分担です。

 

後片付け担当 RMさん
最終日にアーリオオーリオを作ることにすらプレッシャーを感じていたRMさん。(タルバン料理回を見てるとなんとなく理由が分かるような…。)食事に関しては料理が得意なメンバーに任せる。美味しく食べる。自分は残りのできることをやろう、というのがRMさんの立ち位置でした。食事の献立や調理過程に関しては特に口出しすることなく、というかそもそも調理の段階ではRMさん個人の活動をしていることが多かったのです。もちろん何かのきっかけで通りがかれば率先して手伝っていたRMさんもいました。作ってもらったものは美味しく食べる(作ってくれた人に感想や感謝の気持ちを述べる)けど、食事するという行為に関しては少々無頓着な印象でした。食事よりも別のことに意識が向いていたんでしょうか。というかよく考えると少年団の中で最も食事と縁遠く感じるのがRMさんです。森での食事は料理ができるメンバーにしてもらうものであり、メンバーのために後片付けをする。RMさんのなかではそんな位置だったのかもしれません。すべて私の憶測ですが。

 

捌きをマスター JINさん
釣りに出かけ、水槽からお魚をすくいあげ、それを捌く。森にいる間最も多く魚と触れ合ったJINさん。元々魚を捌くことが得意だったわけではなく、「こんなときにしかできないから」と水槽とお魚をオーダーしていました。そして本当に捌いて刺身まで作ってしまうJINさん。かっこいい。後述するSUGAさんと共に主に調理担当としての役割を担っていましたが、JINさんは事前にあれこれこうしようと考えてからではなくその場にあるものを見て淡々と調理していた印象です。

 

防弾の栄養士兼火付け役(物理) SUGAさん
JINさんと共に調理のメインの作業を行っていたSUGAさん。森での食事の献立はほぼSUGAさんが考えたものでした。冷蔵庫の中身やその日の天候、気分に合わせて口に出しながら献立を考えている様子でした。その姿はさながらキッチンに立つ主夫。やりくりとかもうまいんだろうな…。食材を無駄にしないんだろうな…。
調理過程では手際よく、釜や炭火を取り扱うときも慣れた様子で率先して火を起こしていました。準備は問題なく進めますが、片付けと並行して行うのは少し苦手。調理はやりっぱなしで散らかし放題。「SUGAさんがお皿洗いしてるなんて」と言われるほど後始末は苦手なようです。適材適所、防弾少年団

 

お手伝い妖精 J-HOPEさん
タルバンの字幕では「片付け妖精」と表記されていることが多いのですが(韓国語では実際どうなんだろう?)表を作っている途中で気が付きました。息をするように片付けをするのではなく、調理と片付けのどの過程にも関わっている天使なのだと…。妖精、天使というありきたりな表現では足りないほど、とにかく気遣い上手なJ-HOPEさん。誰かが困っていればあいよ!と手助け、雨でも必要と言われれば別棟と本棟を行き来、釜洗いに弟たちを連れ出す優しい優しいお兄さんです。私には何をすることもできないけど、もし機会があれば(?)J-HOPEさんに頑張ったで賞をあげたいです…。

 

ずっと風邪気味 JIMINさん
森にいる間はなんだか調子が悪そうだったJIMINさん。タルバンでもお皿洗いが得意だったことを話していたので、森でもおそらくほとんどお皿洗い担当だったのでしょうか。だとしたらその様子がカットされているので手際の良さが確認できず残念…。お寝坊さんで朝食は摂らないJIMINさん。昼でさえ「簡単なのでいいですよ」と食べる量は少なめでした。(他のメンバーが大食いなのでは?)というか、それもこれも風邪気味だったからで、本調子だったら調理や後片付け、食べる量も違ったかもしれません。第二のお手伝い妖精、JIMINさんとなっていそう。

 

簡単調理の名人 Vさん
タルバン料理回では指示されて簡単な作業を任される、ほぼデコ担当だったVさん。森の生活では、誰に言われるでもなく生ハムメロンや苺ジュース、おこげなど「なんか作ってみようかな?」みたいなノリで軽食を作っていました。スペースの関係で省略したんですが、チーズに傘を立てるデコ達人っぷりも健在。
ステーキでさえホットプレートだったので、火を使う調理は一度もしていません。Vさんもまた、みんなのためにできることはないかなと考える優しい六男なのでした。ちなみに初日からご機嫌でお皿洗いをしていたので、カットされたシーンにVさんの皿洗いがあるんでしょうね。

 

まるで調理師見習い JKさん
第二のお手伝い妖精、というよりは、兄たちに頼られる末っ子のJKさん。捌くときも揚げるときも、ジョングガージョングガーと名前を呼ばれて大人気。そして呼ばれて頼まれたことは大体できるさすがの黄金マンネである。お兄ちゃんズに次いで調理に関わることが多かったJKさん。ごはんの時間になるとキッチンをうろついていることが多く、それで名前を呼ばれていた、という仕組みだったかもしれません。お腹が空いていたからなのか純粋に弟として手伝わなければという使命感なのか、それとも他の遊びと同様に好奇心から挑戦してみているのか。何はともあれこの森で習得したスキルはいつかのタルバンで役立つはずです。

 

後半で「俺たちはジョングクを呼んで手伝ってもらってばっかりだね」みたいなことをお兄ちゃんズは言っていましたが、手伝った時間や項目を合計するとJ-HOPEさんがダントツのはず。ジョングクさんは呼ばれたら行くことが多かったのですが、J-HOPEさんは呼ばれる前からすでに手を回しているのです。必要になる前にもう済ませている。J-HOPEさんが呼ばれるまで何もしない人だったら、最も多く名前を呼ばれていたことでしょう。彼にとってはコトが円滑に進む、調理する人が快適で、清潔な空間であることが重要なのであって、感謝されることは考えていないのかもしれません。

こんなに役に立っている存在に、あとになってしか気付けない…。ともすれば、いなくなってからしか気付くことができないかもしれません。もしかしたら、私達の身の回りにもJ-HOPEさんのような人がいるのでしょう。便利な妖精や心優しい天使などではなく、労力を費やしてくれる一人の人間だということを忘れずに感謝していきたい所存です。J-HOPEさん、いつもありがとう…。

そして美味しいごはんを作るお兄ちゃんズ、お手伝い、後片付けの素晴らしいチームワークの少年団の皆さん、全部準備してくれた偉い大人の人たち、誰に感謝すればいいのか分かりませんがありがとうございました…。美味しい韓国料理、私も作ってみたくなりました。一人で…。